Flying Fizz 2.0の新機能紹介

Taku Raymaker

2008年03月25日 10:14


Flying Fizz 2.0の新機能についてまとめてみました。

・今までのfun mode、competition、expertに4つめのnoviceモードが追加されました。competitionモードと同じく帆を手動で動かしますが、転覆は無く、また操作も「甘く」なっているので適切ではない状態になっても劇的に遅くなることはありません。練習用として最適ですね。

・キーボードの上下矢印キーで帆を調整する際
1回押すと1度、2回続けて押すと5度、3回続けると10度変更、となりました。
細かい調整もキーボードだけでも可能になりました。

・competition、expertモードでのFizzの傾き具合が厳しくなりました。
速度が上がるだけでもすこしずつ傾いていきます。
今までは「app.windの半分に帆を合わせる」を守ればよかったわけですが、2.0では合わせると速度が出過ぎて傾き、転覆する事が増えます。

転覆しない範囲でapp.windの半分にできるだけ近づける、と考えてた方がいいでしょう。

・旋回する際に、Fizzの傾きによって旋回性能が変わりました。
ヨットが傾いている方向と逆の方向に回る際はより小さい半径で、同じ方向の場合はより大回りになります。
competitionモードでは着座位置の変更は出来ないので上記設定をそのまま受け入れるしかないですが、expertモードでは着座位置を変更することでFizzの傾きをコントロールして、速く旋回させることもできます。

また、1名で乗っている時と2名で乗っている時でFizzの傾き具合が変わります。


・チャットに「camera」と打つと4種類のアングルを切り替えられます。

・IDを表示させると、IDナンバーとアバターの頭文字(Taku RaymakerならTR)が表示されるようになりました。

・Fizzが「+start」を聞くと、そこからスタート30秒前までカウントダウンを表示するようになりました。
スタートラインのタイマーが見えなくても、時間がわかるので便利ですね。

・expertモードで、帆の状態を変更する機能が追加されました。
opened、flat、medium、roundの4つの状態を風速と風向きによって変更しなければなりません。
「sail -」と「sail +」コマンドで、切り替えます。
適切な状態については、持ち物にある「Flying Fizz 2.0 - Extras」フォルダのFlying Fizz 2.0 Sail Trim Tableを確認してください。
expertモードは、かなり難しくなりましたね^^;

・2.0用のHUDに帆の調整などのボタンが追加されました。
HUDをクリックすることで操縦できるようになりました。

・潮流の設定のあるSIMで「current」と打つと潮流の影響を受けるようになります。


・Fizzの各パーツの色やテクスチャーをノートに記述して、コマンドを入力する事で一気に変更できるようになりました。
apply textures notename(notenameはノートの名前)と打つと変更できます。
付属しているノートは
introduction version
black flame
summer sneaker
bashful rose
です。例えば
apply textures summer sneaker
と入力すると各パーツの色やテクスチャーが一気に変更されます。
ノートはFizz本体を右クリックして、コンテンツの中にあります。

ノートの作り方などはExtrasフォルダのModding your Fizzを参照してください。

全体的に、多機能、高性能になりました。
今後のスタンダードになりそうですね。

Fizz