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2008年01月15日

ヨットが受ける「風」について

ヨットが風を受けて走るというのはなんとなく知っていると思うのですが、その「風」にも種類があります。

SL wind
セカンドライフで吹いている風です。旗などのオブジェクトでもこの風を受けてたなびくものもありますね。
しかし、このSL windは頻繁に風向きや強さが変わってしまいます。なのでヨットで移動する時にSL windを受けていると帆の角度を頻繁に変える必要があるのであまりセーリングには向いていません。また風の強さも概ね弱く、ヨットが走るには十分ではないためノロノロと動く事しかできない場合もあります。

ヨット独自の設定
上記のようなことからSL windでは辛いということで、多くのヨットは独自に風の設定ができるようになっています。具体的な方法はヨット毎に異なりますが、風向きと強さを設定することで安定した風を受けられるようになります。またヨットによっては数値の揺らぎも指定出来るので、ある程度の範囲で風向きが変わったり、強さが変わったりさせることもできます。

Wind Wave Current Setter(WWC Setter)
ヨットでレースをするには、参加者が全員同じ風を受ける事が大前提となります。
その為の装置がWWC Setterです。
レースで使用するスタートラインの傍には大抵黒い風見があります。これがWWC Setterです。
ヨットが受ける「風」について
WWC Setterで風向き、強さ、それぞれの数値の揺らぎを設定します。そこにWWC Setterに対応したヨットが近づくと、ヨットは自動的にその風を受ける仕組みになっています。
スタートラインの傍にあれば、スタートラインを通過するヨットは全てWWC Setterの風に設定されるわけですね。

逆に言うと、WWC Setterに対応しているヨットの中にはwind setterの近くを通ると自動的にその風を受けてしまうものもあります。
走り始めた時には自分で設定した風だったのにある所に行ったら急に別の設定になってしまうことがありますが、恐らくその付近にWWC Setterがあるはずです。



ということで、独自に風の設定ができたりWWC Setterに対応していればいいのですが、SL windのみに対応したヨットだと距離の長い移動は少々辛いかもしれません。

風のお話でした。

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Posted by Taku Raymaker at 12:44│Comments(0)ヨット覚え書き
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